偉人が愛用した時計

西郷隆盛が愛用した時計

「敬天愛人」を貫き散った、明治維新最大の功労者である西郷隆盛が愛用した時計は「ロンジン」の懐中時計です。

長い伝統と歴史に培われた正統派ブランド「ロンジン」

1832年スイスのサンティミエで創業し、第一回オリンピック公式時計やリンドバーグの大西洋横断飛行など数々の栄光を支えてきた「ロンジン LONGINES」。
芥川賞と直木賞の正賞で贈られる懐中時計も同社製です。
ロンジンは優れた専門技術を活用し、伝統、エレガンス、性能を備えた時計を製作し続けていおり、
スイスで180年以上も時計製造に携わる世界的に有名な老舗ブランドです。

「維新三傑」西郷隆盛が愛用した、気品漂う古典的な懐中時計

「ロンジン」を日本で最初に所持したのは「西郷隆盛」です。
江戸城無血開城の翌年(1869年)に、西洋文化に造詣が深かった第12代薩摩藩主島津忠義が贈ったとされています。
贈られたのが1869年とされていることから,ロンジンの名が刻まれた製品としては最も初期のものだと考えられます。
当時、ロンジンは日本に直接貿易をしていませんでしたが、薩摩は琉球を通じて貿易をしており、また横浜には時計輸入商社が出来ていたのでそのルートから入手したと考えられています。
西郷隆盛のロンジンは、気品漂うゴールドの懐中時計で、ホワイトダイアルのオープンフェイスで、6時位置にスモールセコンドがあり、インデックスはローマ数字です。

西郷隆盛が所持していたロンジンの時計は2個あり,鹿児島県歴史資料センター黎明館と尚古集成館にそれぞれ保管されています。

なお、日本が太陽暦を導入したのは明治6(1873)年からです。それまでは「不定時法」で1日の夜明けから日暮までを6等分していました。その為、季節により時間の単位が違っていました。
西郷隆盛は、生活時間を知るためではなく、大砲の飛距離の計算に使用していました。
つねに正確に同じ秒を刻む時計が軍を率いる為の必需品でした。

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