時間 コラム

ハミルトン – HAMILTON – ブランドストーリー

ハミルトンHAMILTON

アメリカの鉄道時計で培った技術力を活かす。フロンティア精神溢れるハミルトン

HAMILTONは、1892年ペンシルバニア州ランカスターに創設。鉄道の発達と密接に関係しながら発展しました。

社名は、ランカスターの土地の元所有者で、ペンシルバニア植民地総督とフィラデルフィア市長も務めたジェイムズ・ハミルトンにちなみます。19世紀半ば、アメリカ全土で急速に鉄道網が整備され、列車の運行が頻繁になり、それにつれて正確さと安全性が重要視されるようになりました。HAMILTONは、創業の翌年、高精度の鉄道用懐中時計「ブロードウェイ・リミテッド」を開発。時間の正確さを求めていた鉄道会社に採用され、その後鉄道公式時計の称号を獲得。その名が広く知られることとなりました。

戦時下においても、HAMILTONは大きく飛躍。1914年、陸軍の要請で軍隊用の懐中時計を献上。1917年には、第1次世界大戦に向かう兵士のため、HAMILTON最初の腕時計であるカーキの生産を開始。第2次世界大戦では、一般用の時計生産を停止し全ての施設で軍用時計を生産しています。海軍からも要請を受け、100万個以上の船舶用のマリンクロノメーターを納入。空においても定期航空便の公式時計に採用され、イースタン・ユナイテッド、ノースウエスト航空など民間の航空会社数社にも公式時計を供給。HAMILTONは、アメリカの技術の発展を支えてきたメーカーであると言っても過言ではありません。

戦後も、創造性に富んだモデルを次々と発表。1957年に世界初の電池式腕時計「ベンチュラ」を発表。1969年にはスイスに拠点を移し、現在のタグ・ホイヤー、ブライトリング、デュボア・デプラの4社共同で史上初の腕時計用自動巻クロノグラフキャリバー「キャリバー11」を開発、発表。1970年には世界初のLED式デジタルウォッチ「パルサー」、初の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントを搭載した「パン ユーロ」など、革新的なモデルを生み出しました。HAMILTONは、ハリウッド映画とも深い関係性を持っています。初めてスクリーンに登場したのは、第2次世界大戦中の潜水工作員の実話に基づいた映画で、アカデミー賞にもノミネートされた『フロッグメン』。1961年の『ブルー・ハワイ』では、主演のエルヴィス・プレスリーに相応しい時計として「ベンチュラ」が選ばれ、一躍有名に。その他スタンリー・キューブリック監督のSF大作「2001年宇宙の旅」、『インディペンデンス・デイ』、「メン・イン・ブラック」、『オーシャンズ11』、『プレデター』など多種多様な作品に登場しています。1974年、現在のスォッチ・グループの傘下に入り拠点をスイスに移したHAMILTON。技術力を誇る革新的モデルと、アメリカン・ノスタルジーが漂うリバイバルモデル、2つの路線が、時計愛好家たちを魅了しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket